最近、将棋を指す子が増えてきました。将棋好きの私としては嬉しい限りです。子ども達の相手をしてあげるときは六枚落ち(飛車角、桂馬、香車落ち)でやりますが、その代り真剣に対戦しています。

どんなゲームの時もそうですが、将棋を指す時も「その手を打つなら、こうするけれどいい?」とポイントポイントで考えさせています。ときには「このゲームはどうなったら勝ちで、どうなったら負けなんだっけ?」と基本的なことを聞いた上で「今の一手は先生の王を取るための一手?それとも、自分の王を守るための一手?」と確認します。「あっ」と気づいてくれれば待ったをさせてあげますし、「攻める(守る)ため」と本人なりの意図を持っていたら、それ以上に突っ込む事はありません。自分で考え、自分で決断して、自分で指す。負けても他人(親)のせいにできません。だからこそ、負けたときに悔しいし、将棋も上手になりますね。

日常生活でも、「自分で考えて自分で行動する」ことを当たり前にできるようになってくれると信じています。