冬休みで来ている子どもの数が少なかったので、温水プールへ行って2時間ほど遊んできました。クロールで12.5メートルを泳げるようになった子が、「先生に言われたとおりにやったら泳げた!」と日記にまで書いて喜んでくれました。息継ぎについて、ちょっと気になったことを伝えただけで喜んでもらえて私も嬉しかったです。

12.5メートルを泳げるようになった子も頑張りましたが、一番頑張っていたのは、水に潜れるようになった子でした。顔を水に0.5秒くらいはつけられるようでした。が、それ以上は自力で出来ないようで同じことを繰り返していました。出来るようになりたいという気持ちが伝わってきたのと、「水に顔をつけられるなら、もう潜れるでしょ」と思ったので、練習に付き合ってあげました。

やったことはシンプルです。一つの課題をクリアしたら、次の課題をやる。その課題に失敗したら、1歩下がって前の課題をやって自分に出来ることを思い出させる。次に、失敗した課題よりも少し簡単な課題をやる。出来ない課題を細分化して、一つ一つクリアしていく。勉強もスポーツも同じですね。

30分ほどでプールの底に落とした鍵を何とかとる事が出来ました。その後は、友だちと水中じゃんけんをしたりして大喜びしていました。水の中ん潜って鍵を取ろうとしたときに、「体が浮いちゃう」と驚いていました。きっとこれも初めての経験だったのでしょう。

出来るようになるって、本当に素晴らしいですね。出来ることを一つ一つ増やして、いろんなことにチャレンジ出来る大人になってもらいたいです。