豆まきの代わりに、私が鬼のお面をかぶって鬼になり、子ども達が鬼にボールを当たるというゲームをしました。お面をかぶって視界が狭くなり、かなりの回数ボールを当てられました。私のことをたくさん当てることができ、みんな楽しめたようでした。ボールを投げるのが苦手な子も一生懸命投げていました。楽しんでいた子どもたちは練習だとは気づいていないかもしれませんが、ボール投げの練習を楽しくやらせてあげることが出来ました。鬼役の先生にボールを当てるというだけで、ボール投げがいつも以上に楽しくなりますね。

鬼役は誰もやりたがらないだろうと思っていたのですが、女子も含めて「やりたい!」という子が多く、一人ずつ交代で鬼役もやりました。お面は正面にかぶると視界が狭くなりすぎるので、ずらしてかぶってもらいました。さらに、ボールをたたき落とすための棒を2本渡しました。

普段「避けるときは、ボールをしっかり見なさい」と言っても、全く見ないでしゃがんだりするだけなのに、棒を持たせてあげるだけでボールをしっかり見るようになるなんて本当に興味深いですね。いつもは当たるのが怖いから目をつぶっているのに、今回は向かってくるボールを打ちたいという感覚で楽しんでいるようでした。

普段の生活でも、視点を変えてあげるだけで出来るようになる事は意外と多いのかもしれませんね。