今年も放課後にホタルを見に出かけてきました。なかなか都内では見られない本物のホタルがたくさん見られました。LEDライトのような力強さはなく、いつ光るのか、いつまで光るのかさえ分からない儚さが何とも言えず綺麗でした。ホタルを見るまで暗くて怖がっていたはずの子が怖さを忘れてホタルに向かって今にも駆け出して行きそうなくらい喜んでくれました。この日は天気の関係か、あまり舞ってはくれませんでしたが、近くにいるホタルをのんびり眺めていたら、あっという間に30分が経ってしまいました。

 暗い道に入り怖がり始める子、怖いのに怖くないと言う子。本物のホタルを見て怖がっていたことを忘れてガンガン進んでいく子。非日常に触れると子ども達の個性がより明確に出てきて面白いですね。本物のホタルを見て心が揺さぶられた日記を土日で書いてきてもらい、発表会もしました。同じ場所に行き、同じ時間を過ごしたはずなのに、感じたことはみんな様々でした。ほかの子の発表を聴いて、思い出したこともたくさんあったと思います。また「小さな光の世界に入ったようなきがしました」と表現してくれた子もいました。日記の発表会も含めて、たくさんの学びになりました。

 一部の子がホタル以上に楽しみにしている温泉にももちろん入りました。そして、公園で遊ぶ時間も取れました。車で思いっきり歌を歌ったりして楽しんではいても、狭い車内に長時間閉じ込め窮屈な思いをさせてしまったので、広い公園を思いっきり走らせてあげました。いつもとは違い、芝の上をのびのびと走らせてあげられたことも個人的には嬉しかったです。


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