子ども達が日記を書いているときに、「今日何日?」「はちにち(8日)だよ」と1年生が話しているのを耳にして、すぐに1年生全員が「ついたち」から「とおか」を言えるか確認しました。完ぺきに言える子が一人もいなかったので早速練習。ついでに、「ひとつ」から「とお」も合わせて練習しました。

 すぐに出来るようになった子もいれば、苦労した子もいました。でも、諦めずに最後まで頑張って、みんなが言えるようになりました。そして、翌日、その最後まで頑張った子に「なんで途中であきらめないで頑張れたの?」と訊いてみました。すると、「出来ると思ったから」と答えてくれました。本当にうれしかったです。

 「前は、ぜーったいに出来ない」と思っていたと本人が言っていました。実際、やろうとしないことも多かったです・・・。「出来ない」と思っていたらやる気にもなれないのは当たり前ですね。おうちでもトゥモローでも、一つ一つ出来ないはずがない事を自分でやらせて、自信を積み重ねてきました。なにより、お父さんお母さんが心を鬼にして簡単には助けなくなり、自分で出来るはずのことを自分でやらせるようになったことが一番です。

 「ママ(パパ)には出来るけれど、自分に出来るはずがない」と思い込んでいたことが、(苦労はするけれど)自分に出来れば、こんなに嬉しいことはないですよね。自分で出来る事をやってもらっていては、自分を信じる勇気は湧いてきませんね。

まだ、小学校に入学してからちょっとしか経っていませんが本当に成長しました。そして、今も成長中です。