水曜日の英語のレッスンで「漢字で自分の名前を書ける?」というフレーズをやったとき、ついでに「漢字は漢の文字だから漢字なんだよ」ということ、漢というのは中国の昔の名前で中国は国の名前がよく変わっていた、ということも教えました。

 そして、2日後の金曜日『世界を変えた100人の女の子』の中から、王貞儀という中国(清)の天文学者のお話を読んであげました。冒頭、「昔むかし、中国がまだ清という国だったころ・・・」と読んだところで、「あっ、本当だ!」という反応がありました。

 水曜日は「漢字は漢の文字」ということを教えたのですが、細かい話もしっかり覚えていて、自分の知識としてくれていたのが嬉しいです。一度聞いただけではすぐに忘れてしまうでしょうが、一度教えてもらったことを別の角度から、しかも「あっ、本当だ!」という感動とともに自分で気づけると、本当の知識になるでしょうね。

 小学校の勉強は基本的に、身の回りのことを順番にやっているだけなので、学校で習ったことを普段の生活のなかで復習できると学びが深まりますね。買い物をしたらおつりの計算。町中を歩いているときは看板を読む。読める漢字が増えていくだけできっと小さな感動があるはずです。