子どもたちと一緒に8階まで上がって、月食を見てきました。17:40過ぎに見に行ったときは、ちょうど暗くなっていて、月がなかなか見つかりませんでした。駅前に出来たばかりのマンションに隠れてしまったのかと思ってしまったくらいです。ですが、よくよく探すとうっすらと光っている月がありました。

 一度、教室に戻って、月食というのがどういう状態なのかを懐中電灯(太陽)と黄色いバランスボール(月)を使って解説しました。地球にちょうど良いものがなかったので一人の子の頭を地球に見立てて、懐中電灯とバランスボールの間にゆっくりと入ってきてもらい、「いま起きていることはこういうことなんだよ」ということを説明しました。みんな小学校低学年の子たちなので、なんとなくわかってくれていれば十分だと思っています。

 そして、18:00に再び見に行くと、しっかりと綺麗な赤黒く輝く月が見えました。右下が太陽の光で明るいのが素敵でした。こういうときに、望遠鏡があると便利ですね。