文章にカタカナが入っていると読めない子がたまにいます。ひらがなに比べてカタカナが苦手な子は多いと思います。使う頻度が違うので仕方がありません。ただ、漢字を学ぶにあたって、カタカナの形は漢字の形を覚える手助けになってくれるので、ひらがな以上にしっかりと書けるようになっていた方がいいと思います。

 さて、わが子がカタカナを読めなかった場合、多くの人は読み方をその場で教えてしまうと思います。時間がないとき、それもある意味仕方がないです。ただし、それをやっていると、子どものタイプによっては分からなかったらなんでも「ママパパにきけばいい」という姿勢を助長してしまうことがあるので要注意です。

 「エルフ」というカタカナが読めない子がいたとして、その場合、「えるふ」だよ」と教えてしまうのもいいのですが、時間的に余裕があれば、カタカナでアイウエオを書かせます。読めないということは、少なくともカタカナが苦手なのです。どのカタカナが読めないのかを把握しておくべきですね。不真面目な1年生はいないので、みんな、その子たちなりに一生懸命に学校の宿題に取り組んでいます。なので、全く書けないということはやはり可能性として少ないのです。

 そして、どのカタカナが分からないのかを確認したうえで、本当に教える必要があるカタカナの読みだけを教えてあげればいいのです。今回、カタカナでアイウエオを書かせてあげたら、カタカナの記憶がよみがえったのか自力で読めた子がいました。

 今回はたまたまカタカナの例でしたが、完全に忘れてしまっているということは意外と少ないです。「自分で思い出せるんだ」ということに気づかせてあげることが大切だと私は思います。

 焼き芋に挑戦しました!結果的に、とてもおいしき焼き上がりました!