先日、都民の日に子どもたちをアスレチックへ連れて行きました。事情があって参加できない子がいたのがちょっと残念でしたが、参加した子たちは大満足だったようです。

 池の中で遊んでいる中学生ぐらいの子たちを、「あらあら」と思って見ていたのですが、最後は自分が引率している子たちが、池の中で遊んでいました。天気がよく気温も高かったので、池の水がひんやりとして気持ちよかったらしいです。

 池の周辺に行く前までは「池ポチャは絶対禁止だからね」とクギを刺していたのですが、池ポチャをしている他の子たちをずっと羨ましそうに見ていたので、「イカダに5人で乗ってごらん」と暗にゴーサインを出しました。そして、見事に池ポチャ!みんなで大爆笑しました。教室に戻って、写真を見たときも大爆笑。良い思い出になりました。

 アスレチックも池も120%楽しかったのですが、「出来ない」とやる前から諦めている子には、ちょっとだけ頑張ってもらいました。「怖いから無理」「難しそうだから無理」ではなくて、一つ一つ慎重にやれば「出来る」ということをしっかり教えました。口説き文句は「先生が出来ると言ったら出来るから!出来なかったことある?」「ちゃんと、ここで待ってあげるから大丈夫」です。もちろん、必要な指示は出しますが、「手を取り足を取り」ということは一切しません。それでは、自信につながりません。一度出来るようになると、嬉しそうに何度も繰り返しやっていました。

 遊びでつけた自信は勉強にも反映するようで、ちょっと弱気になっていた子が暗誦にチャレンジしたり、英語のロープレで「最初にやりたい」と挙手をしてくれました。遊びって大切ですね!やはり、自然の中で学べることは多いですね。