学校の国語が苦手(嫌い)な子はいますが、しりとりが嫌いな子が少ないことからも分かるように、意外と子供たちは言葉遊びが好きです(1年生でダジャレが好きな子は言葉のセンスがありますね)。

 英語のレッスンをする前に「ちょっと言葉遊びをするよ」と言って「最後に“はずれ”が付く言葉をたくさん言って!」みたいなことをやるとみんな楽しそうにやってくれます。みなさんはいくつぐらい「〇〇外れ」という言葉が出てきますか?なかなか難しいのであまり、数は出てきませんが、「当たり外れ」「町外れ」「仲間外れ」など10個くらい出してあげると「あっ!知ってたのに・・・」とか「あー」とか声が聞こえてきます。テストとか勉強形式でやると間違いなく嫌がるでしょうが、遊びの要素を入れておくだけで楽しく学べます。

 もちろん、知らない言葉をその場で覚えてくれたら嬉しいのですが、私もそこまでは期待していません。言葉に興味を持つ1つのきっかけにしてもらいたいのです。言葉なんて興味を持ってしまえばどんどん身につきます。語彙が豊かになれば、いろんなことが分かってきます。

 さて、言葉遊びの回数を意識して増やしていたら、類語辞典を自発的に開いてくれる子が出てきました!せっかく買った類語辞典をどうやったら使ってくれるか試行錯誤したかいがありました。小学校入学前のお子さんの場合は、お勉強ではなく言葉遊びをたくさんしてあげてもらいたいです。家族で移動中など、やろうと思えばいつだってできますよね。