3月29日はバルシューレを、そして、2021年度最後のイベントは31日のありのみコースでしめました。

 31日は年度末最終日なので、「今日が最後の日」という子がいました。ありのみコースで目いっぱい遊んできて、しっかり日記も書き終えました。新1年生が来る前に終わらせておきたかった『ハーバード・スタンフォード流 子どもの考える力を引き出す練習帳』の第7章(最終章)も一緒に考えながら読み終えたので、「よし、今日で〇〇がラストだから、英語のレッスンはなしにして遊ぼう!」と伝えたのですが、なんと、その子が「最後に英語をやりたい」というので、いつもよりも短めでしたが、英語のレッスンをしました。遊びだけでなく、勉強も楽しんでくれていたということが分かり、私もとても嬉しかったです。涙を流すことはありませんでしたが、レッスンの最中、心の中で涙を流していました。トゥモローを卒業していっても、遊びも学びも常に本気でやってもらいたいですし、それができると思います!

 さて、バルシューレはいつも通り、杉本さんにお願いしました。いつもよりもちょっと難しめのことをやってもらって子どもたちはいつも以上に楽しかったようです。みんなで杉本さんからどうやってボールを奪うゲームをしたときに、作戦タイムを子どもたちに与えてくれました。待っている間に「ちゃんと話し合いが出来ていて偉いですね」と褒めてくれたのは自分のことのように嬉しかったです。

 ありのみコースでは可能な限り傍観者でいるように努めました。ちょっと危なっかしいところもありましたが、(指摘したい気持ちを)我慢して放っておくとだんだん子供たち自身で「ここにいるとぶつかるから、もう少し離れておかなければならない」というようなことに気づいてくれていました。こういうのが実のある学びなのでしょうね。私が指摘してあげることもできたのですが、そうすると「言われたからやる」で終わってしまう子がいます。自分で気づけるというのは本当に大切なことです。そういえば、杉本さんも「思い込みでやるのではなく、〇〇に気づけるかな」と子供たちのことを見守ってくれていました。