1年前、「トゥモローキッズスクールで一番好きなところは何ですか?」とヨガの新倉先生に訊かれて「待ってくれるところです」と答えてくれた子がいました。それを聞いて、心の中で「えー、なんで待ってくれるのが嬉しいの?」と思った子がいました。

 その子(待たれるのが嫌な子)にはよくマンツーマンで勉強などを教えていました。もちろん、待ちます。「あなたはどう思う?」「間違えていいから、自分なりの答えを出して」と伝え、30分待つのは当たり前です。かなりつらかったと思います。でも、その待たれるのが嫌だった子が、先日、ほかの子に「待ってもらえるのは、出来るって信じられているから、すごい嬉しくて・・・」と話をしていました。

 途中で(私が)音を上げずに待ちつづけてあげて本当によかったなあと話を聞きながら思いました。そして、随分としっかりしてきたな、と感じることが出来ました。やはり大人が先に諦めてしまってはいけないですね。