年末最後の3日間は本当に思いっきり遊びました。もちろん、教室に戻ってから、日記は書いてもらいました。火曜日はいつも通り杉本さんに来ていただいて、バルシューレ。ラストの水曜日はトランポリンを5時間やってきました。連日クタクタになるまでよく遊びました。

 火曜日は、杉本さんに相手をしてもらったのは1時間でしたが、その前にドッヂボールをやったり、尻尾取りをやったりしました。尻尾取りは人数の関係で私も仲間に入りましたが、なかなかハードでした。仲間とどれだけ連携できるかがポイントになりますね。繰り返しやっていくうちに、徐々に子供たちが上手になっていくのが実感されました。学校の体育の授業でもやることがあると思いますが、そのときはみんな活躍できることでしょう。

 十分すぎる準備運動をした後に、杉本さんにいろいろとボール遊びを教えてもらいました。子どもたちは一番最後にやったゲームが楽しかったようです。鬼にボールを取られないように、 仲間3人とパスを回しながらゴールまでボールを運ぶゲームです。ただし、ボールを持っている人は動けません。杉本さんのレッスンが終わった後、時間があったので30分ほど練習を繰り返していました。バルシューレというよりは、杉本さんの本職のハンドボールに近かったためか、「オフザボールの時の動きが大切」などと、いつもよりも指導が多かったです。最初はパスをしたら棒立ちになっていた子たちも、少しずつどこへ行けばいいのか考えるようになっていました。子どもたちが「遊んだのに、頭が疲れた」と言っていました。こういう経験は大切ですね。

 そして、翌日はトランポリンへ。10:00から16:00までランチ休憩をはさんで延々と飛び跳ねていました。もっと遊びたいと言われましたが、帰りの電車はみんなよく眠っていました。クタクタになるまで遊びぬく経験って大切ですね。

 ジャンプをすると上手くバランスが取れない子がいたので、「片腕を開いてごらん」と伝えて、そのまま跳ばせました。もちろん、「跳びにくい」と言っていました。今度は逆の腕を広げてもらいました。これも跳びにくかったようです。あとは、「自分で工夫してご覧」と伝えると、いつの間にか両腕をしっかり使ってバランスを取って跳べるようになっていました。本当にちょっとした工夫で大きく変わりますね。工夫の仕方を学んでもらえていたら嬉しいです。

 そして、もう一人。この子は今回が3回目のトランポリンでしたが、バランスが全く取れなくて、見ている私が怖い思いをする危なっかしい子でした。なので、トランポリンの上でジャンプする練習をさせていました。つまらなかったと思います。今回、大きなジャンプを繰り返しても体がぶれが少なくなったので、本人がずっとやりたがっていたことにチャレンジをさせてあげました。トランポリンを利用して50cmから100cmの6つの壁に跳び移る遊びです。なんと80cmの壁までクリアできました!80cmの壁を初めて跳べたところを動画に撮ることが出来なかったのが心残りです・・・。本人は疲れていたはずなのに、「楽しい」と言いながら、繰り返し繰り返し90cmの壁にチャレンジしていました。何でも出来るようになると嬉しいし、楽しくなります。でも、大切なのは無謀なチャレンジを繰り返すことではなく、基本動作がしっかり出来るようになってから次のレベルにチャレンジすることです。