短い冬休みも終了。前半も後半もよく遊び、よく学びました。年末はほぼほぼ遊びだけで終わってしまい、年明けに久しぶりに勉強をしたら、みんな英語を中心に簡単にこなしていたことが出来なくなっていました。休み明けに出来なくなることは、ちょっと苦手な(ちゃんと理解できていない)箇所であることが多いのです。それが明確になるだけでもメリットがあります。逆に、ちょっと間を置くことで理解が深まることもあります。本当に面白いです。

 さて、年明け1発目はヨガ。いつも通り新倉先生に来ていただきました。お正月をのんびり過ごしたはずなので、ヨガを通して体をしっかり目覚めさせてもらいました。今回は体幹を意識した内容でやってもらいました。普段の生活の中では、なかなか自分の体の中心を意識する機会はありません。とても貴重な時間になりました。ヨガのレッスンをやってもらったからか、年始は子どもたちがツイスターに興じる姿が多くみられました。これも体感を鍛える良い遊びですね。

 翌日は午前中3時間、思いっきり体を動かしました。ボールを一度に2つ使うドッヂボール、尻尾取り、さらに前回のバルシューレで教えてもらった遊びをやったりしました。学年横断で遊ぶので、相手を見てボールの強さも加減しなければなりません。こういった経験が自制心をコントロールすることにつながるのでしょう。3時間ぶっ通しで全力で遊んだので、翌日は筋肉痛になっている子もいました。

 そして、金曜日は国立科学博物館へ。2日連続でたっぷりと体を使ったので、少し文化的な活動をしました。特別展である毒展は思っていた以上に子どもたちも興味を持って楽しんでいました。人間が毒を生活の中で利用していることや身近なところにも毒があるということを知って驚いていました。こういう純粋な驚き(発見)ってとても大切ですね。私もうなぎに毒があるということを知らず驚きました。ウナギの毒は加熱で毒性を失うらしいので、あまり意識したことがないのかもしれないですね。ライチや柿は種子が未熟な間は毒性があり、熟すと動物に食べてもらうために毒性が無くなるそうです。自然の奥深さを感じさせてくれました。

 驚きを含めた感情が伴うと学びは力強く前進していきます!