久しぶりに、「お絵描きレッスン」をやりました。とはいっても、絵の描き方のレッスンではありません。詩を絵にする遊びです。楽しんでくれたみたいなので、近いうちにもう1回やってみようかなと考えています。
1年生には『春のうた』を絵にしてもらいました。音読をしているときに、この文章の中には、どんな色がある?などと普段から確認しているのですが、読んだら(あるいは聞いたら)イメージが湧いてくることが大切です。そして、これは自然にイメージできるのではなく、意識をしなければできないことです。読書を楽しめる子は、このイメージを正確に最後まで積み重ねて、読み通せる子なのだと思います。
知識も経験もみんな違うのですから、みんな少しずつイメージがずれていても仕方がありません。でも、許容範囲を外れてイメージが異なってしまったり、まったくイメージができないと、読書をしていても楽しめることはないのではないでしょうか。
今回のお絵描きレッスンを通して、読んでいるときには分からなかったけれど、絵を描こうとしたときに理解が深まったという子もいたと思います。もうちょっと丁寧に読んでいく必要がある、そして、もうちょっと深く読めるんだと気づいてくれていたら嬉しいです。絵を描くつもりで、丁寧に読めばわかることはたくさんあります。
1年生以外の子たちには『やま』という詩を絵にしてもらいました。「あれ?」と思うような表現をよく読み解いて描けていたと思います。
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