子供は本当に体力がありますね。大人は3分全力で走ったら、かなり休憩を取らなければ走れないのに、子どもたちは鬼ごっこを通してほぼ走りっぱなしです。終わったらすぐに「またやりたい」と言い出します。たぶん、単純な50メートル走であれば、5回もやらずに「もうやりたくない」とか「えー、まだやるの」と言うはずです。それが鬼ごっこになると、30分くらい楽しんでいます。もちろん、途中で休憩はしているのですが・・・。
3分追いかけられたら、次の日まで体力が回復しない私でさえ、アップルウォッチを見てみると1km近く走っています。子どもによってはもっともっと走っているはずです。そして、普段はそれほど走らないのに、私が参加すると必死になって私だけを追いかけて来る子がいるのがまた面白いです。
さて、算数の話になります。2年生以上は週に2回、百ます計算をやらせているのです。だいたい5分から6分で終わります。これも「もう1回やろう」と言ったら子どもたちは嫌な顔をすると思います。でも、カルコロという計算のゲームになると20分でも楽しそうにやっています。1分じゃ終わらないのに、1分でも時間ができるとやりはじめる子もいます。
遊びの中にこそ、学びの基本が隠れているのかもしれません。遊びを通して、体力をつけたり、計算力をつけておくことにより、スポーツや勉強に取り組むときに、成長を加速させる基礎ができあがるのかもしれません。
ちなみに、言葉の力をつけるのに、なぞなぞで遊ぶのも良いです。いつも以上に、一生懸命話を聞きます。話(問題)を聞かないと解けないですからね。