ある漢字を「読めない」のか、「読まない」のか。「読めない」のであれば仕方がないですが、そんな簡単に「読めない」と断定してはいけないと思っています。本当に「読めない」のかどうかは、読んでみないと分かりません(もちろん、間違えることも出来ないくらい難しい漢字もあります)。でも、無理と決めて「読まない」を選択してしまうのは勿体ないと思いますし、親が「読めない(ムリ)」と決めて、すぐに教えてしまうのも同様によろしくないと思っています。
理由は簡単で、「難しい」と思った漢字を読めたとき、単純に嬉しいからです。大人側も心から「おぉ、すごいじゃん、読めるじゃん」と褒めてやれます。ちょっと難しい漢字は読めなくても仕方がない漢字です。だから、嬉しさを味わえるだけでなく、失敗をするよい練習にもなります。間違えたって失うものはないのです。痛くもありません。失敗を必要以上におそれなくていいんだと体感していく練習になりえるのです。
出来るかもしれない事をやろうとしない(読めるかもしれない漢字を読まない)子たちは、酷く失敗を恐れています。失敗したときに叱られているのかもしれませんし、上手に出来たときだけ褒められているのかもしれません。だから、失敗しそうなことも、上手に出来なさそうなことも避けてしまいます。つまり、簡単に出来る事しか手を出しません。これでは成長速度が上がらないのは明白です。
なにごとも何かを乗り越えるためには、頑張りが大切です。上手くいかず辛いときこそ、ママパパからの応援が必要だと思います。失敗している姿を「いま成長しているんだ」と思って応援してやりたいですね。たぶん、あとちょっとやればできるはずです。「あとちょっと」が何回なのか、何十回なのかは分かりません。私が見ている限り「あー、惜しい」「もうちょっとだったのに」とぶつぶつ言える子は必ず出来ます。逆に「ムリ」「分からない」とネガティブなことを言っている子は途中で投げ出すことが多いです。
大切なのはもうちょっとチャレンジをさせてあげること。教えてあげたり、やってあげることはいつでもできるのですから、ちょっと待ってあげる。日々の積み重ねがチャレンジマインドを育んでいくのだと思います。毎日やっている漢字の宿題の中にもチャレンジマインドを育むチャンスはあります!


