数を分けることはとても大切です。「8」という記号を分けることは出来ませんが、「8」という数を分けることは出来るのです。そして、自由に分けることが出来るようになると、数字遊びが飛躍的に楽しくなります。まさに、パズルです。いつも子どもたちに「算数は勉強じゃないよ、数のパズルだよ」と伝えています。少なくとも、低学年の間はパズルだと思って楽しく遊んでもらいたいと思っています。
8+8であれば、8+(2+6)として、8+2で10を作ってから、10+6の形にしてしまうと、とても簡単です。いわゆるサクランボ計算ですが、サクランボ計算に入る前に、「8はいくつといくつになる?」などの問題を子どもたちは学校でちゃんと習っています。ただ、あまりに反復練習が少ないから、反射的に「8を2と6に分ける」ことができず、あるいは面倒くさくて、8+8は16と覚えてしまっている子がいます。これは本当にもったいない。
「10を作る」という意識が出来てくると、8+8+8+8もただの計算ではなく、パズルになります。もちろん、片っ端から足していく方法もあります。2年生であれば掛け算をしてしまうのもありでしょう。でも、ちょっとした工夫一つで、1年生でも簡単に答えを出すことが出来ます。下の画像を参考にしてください。

計算ドリルも大切ですが、数字ばかり扱うのではなく、おはじきなどを使って視覚的に理解していけば、算数がより楽しくなるはずです。
私が教えたいのは「こうやると簡単だよ」ということではなく、ちょっとした工夫をする喜びや楽しさです。


