Xの2乗=(X+1)(X‐1)+1。もちろん、私の目の前にいるのは小学校低学年の子供たちなので、数式は使いません。でも、キューブを使って、5×5を作って、そこから、6×4を作ると必然的に、1つ余るのです。

 そして、そのまま作業を進めている途中で、次は何を作ろうとしていると思う?と確認すると目を輝かせて、「6×6」と即答してくれた子がいました。「おぉ、よく分かったね!」と声をかけ、6×6を作り、同じように1列を移動します。すると、またキューブが1つ余りました。

 数字の不思議さや規則性の面白さに気づいてもらいたいので、「面白い」「不思議だな」などと感じてもらうことが目的です。あとは、各個人の心の中でどう熟成されていくかです。あまり手取り足取り教えすぎてしまうと、自由な思考が制限されてしまうように感じています。好き勝手に考えることが大切です。

 この種蒔きが、1年後あるいは2年後に、どんな実になるのか今から楽しみです。