分からないことをダメだとは思ってもらいたくない。でも、分からないことが嫌だとは思ってもらいたい。

 大切なのは「分からないことがあるのは悪いことじゃない」ということです。誰でも最初は知らないことがたくさんあります。友だちも先生も、みんな最初は分からないことから始めています。だから、分からないことを恥ずかしく思う必要はありません。最初は分からないところから始めると書きましたが、大人になっても分からないことだらけです、よね?

 でも、分からないままでいいと思ってしまうと、成長するチャンスを逃してしまいます。だからこそ、「分からないまんまが気持ち悪い、嫌だ」と感じる気持ちが大切にしてもらいたいのです。その気持ちが「もっと知りたい!」「理解できるようになりたい!」というやる気につながるからです。語彙が豊かな子たちは、すぐに「いまの〇〇ってなに?」と当たり前のようにきいてきます。

 分からないことを見つけたら、それは新しいことを学ぶチャンス。怖がらずに、むしろワクワクしながら取り組んでみましょう!新しいことを一つでも身に付けたら、間違いなく一つ成長するのです。それが、泥団子でもいいのです。 まだ「上手に作れない」という事実を受け入れることから人生は転がりだしていくのだと思います。パパとママが歩いているのに自分は歩けない。だから、歩けるようになろうと何度もチャレンジをするのです。

 きっと、どんな分野においても、本当にすごい人は分からない(まだ出来ない)ことを明確にし、それを追究していける人なのでしょう。だから、「まだ分からない」「まだ出来ない」を恥ずかしがる理由は一つもないのです。