子どもの語彙力を測ろうと、少し難しめの書き取りテストを実施しています。
「絶好の行楽日和に、絶交した友人からメッセージが届いた。」
上記のような内容を私が3回読み上げて、書き取らせています。かなり集中力が必要ですし、「ぜっこう」という音を聞いて、即座に「絶交」なのか「絶好」なのかを文脈から判断しなければなりません。問題を作っている私が「ちょっと難しいよね・・・」と思いながらやらせているのですが、子どもたちは意外と楽しんでくれています。鉛筆を握りしめ、集中して真剣に取り組んでいるのです。
じっと見ていると、集中することそのものが、子どもにとって心地よい体験なのだと感じられます。結果よりも今この瞬間に没頭する時間が、静かな喜びを生んでいるのかもしれません。
その姿に、ふと気づきました。学びとは、まずこの心地よい集中から始まるのだ、と。点数以上に大切なものがあることを、子どもがその背中で教えてくれているように思います。

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