子供たちに24桁の数字を覚えてもらう活動を行いました。最初は短い数字列から始め、一つひとつ数字を追加していきます。数字が増えるにつれ難しさは増すのですが、1人の子はある瞬間に「これは友達の誕生日だ」と気づき、すぐに最後まで暗記できました。もう1人の子は誕生日だとは思わなかったけれど、「日付になっている」と理解したことで、同様にスムーズに覚えることができました。長い数字列でも、意味が見えた瞬間に記憶が定着することを実感できる体験でした。
この経験は漢字学習にも応用ができます。例えば、漢字をただの形として暗記するのではなく、意味や成り立ちを意識して覚えると、記憶に残りやすいですね。例えば「休」という漢字は「人」と「木」から成り立ち、人が木に寄りかかって休んでいる様子を表していると理解すると、自然と忘れにくくなります。また、「鳴」という漢字は「口」と「鳥」でできており、鳥が口で鳴く様子を表していると意識すると覚えやすいです。
数字の暗記と同じく、漢字も意味を見つけて関連づけることで、学習効果が格段に高まります。そして、漢字は数字列と異なり、もともと意味があるので意味を見出しやすいです。単なる記号としてではなく、意味とストーリーを伴う学びにすることにより、漢字学習が容易になるだけでなく、楽しい時間へと変容していくと信じています。



