1年生もさっそく英語をやっています。先週は”What color is your schoolbag?” “My schoolbag is 〇〇.”をやりました。初めての英語にしては長めです。長めですが、真新しいお気に入りのランドセルに関係するフレーズだと頑張れてしまいます。ただし、簡単にできるかといったら、それはまた別問題です。

 今年の1年生も苦労していました。苦労をしていましたが、最後は口々に「楽しかった」と言ってくれました。大変だから、辛いわけではないのです。大変だったけれど「分かった!」「出来た!」と思えれば、「大変だなあ・・・」が「楽しい!」と感情に変化するのです。

 大変だったレッスンがどうやって楽しいものに変わったのか、それは相手に自分の英語が伝わり、そして、相手が言っていることを理解できたからです。まずは”What color is your schoolbag?”だけを練習しました。そして、何とか覚えたところで、上級生に突撃して質問です。戻ってきたところで私が「何色って言ってた?」と確認します。質問することは出来ましたが、上級生が何を言っていたのかはもちろん分かりません。当たり前です。そのあと、1年生に”My schoolbag is 〇〇(自分のランドセルの色).”を練習させて言えるようになったところで、再び、上級生にアタックしました。今度は、相手の言っていることが分かりました。「分からない(出来ない)」が「分かる(出来る)」に変わったのを瞬間です。

 「いま出来る」「いま分からない」は別にいいのです。出来るようになったことを実感させてあげればいいのです。そして、努力をインプットすれば出来るようになるということを理解させてあげればいいのです。