算数の計算を間違えたときにすぐに答えを訂正せず、段階的に問いかける方法はとても効果的です。なぜなら、
① 子どもが自分の思考を見直すきっかけになる
② 数字のつながりや計算の仕組みに気づきやすくなる
③ 自分の力で誤りに気づくことで、記憶に残りやすくなる
といった学習効果があるからです。
先日、カルコロという計算ゲームをしていたとき、こんなことがありました。ある子が「59−11」の答えを「49」と言ったのです。他の子から「違うよ」と指摘されていたのですが、自信があったので、自分が正しいと言い張っていました。
なので、私が 「じゃあ、59−10は?」 と質問しました。計算に自信があるその子は「49」と正確に答えられました。なので、
「そうだね、じゃあ10じゃなくて11だから、もう1をひくと?」
と続けました。
子ども自身が「48」と導き出せれば、正しい理解につながります。
このように、正解を直接的に教えるのではなく気づきを促す質問を重ねることで、計算力だけでなく数の感覚そのものを育てることができるのではないでしょうか。


