昨日、子どもたちを連れてホタルを見に行ってきました。1年生は初めて見る子たちばかりだったので、帰宅後に興奮して話が尽きない子もいたそうです。そういう話を聞くと、連れて行ってあげてよかったなあと思います。

 実は昨日の午前中はかなりの雨。午後も強い風が吹いていて、現地に着くまで不安でいっぱいでした。子どもたちが「楽しみだね」と話し合っているのを聞くたびに、「本当に大丈夫かな・・・」と不安になりました。結果的に、たくさんのホタルが見られてよかったです。真っ暗な田んぼの上をスーッと一筋の光を残して通り過ぎる様子に風情を感じました。弱い光であるはずなのに、暗闇の中だと力強く感じられるのが不思議です。

 行きの車の中は、なぞなぞ大会になりました。1年生の子が「なぞなぞ言ってもいい?」と言い出したことから始まりました。大人におぜん立てされるのではなく、自然発生的に生まれるリクリエーションっていいなあと思いながら聞いていました。

 車の中も、公園での遊びも、お風呂も、蛍もすべて良い思い出になったと思います。どんな日記を書いてきてくれるのかが楽しみです。同じ時間を経験しても、感じることはみんな違うんだということを知ってもらいたいですし、文字にすることを通して自分の感情を意識する癖をつけてもらいたいです。なによりも、ママパパに興奮してお話しするのもとても大切な経験だと思います。

 いまはデジタルでいろいろなことを手軽に学べますが、自然のホタルを見て目を輝かす子どもたちを見ていると、やはり実体験に勝る学びはないなと思い知らされます。